ボアホールは地下の岩石を調査したり、調査機器を設置したりするために掘られた穴のことです。研究所ではボアホールを用いて地中に測定機器を設置し測定を行っています。
大地震が起る前のふだんと違った小さな動きをキャッチするため、高精度、高感度な測定機器を利用しています。最新の測定機器では、まわりの岩盤が100億分の1ほど変形してもわかります。たとえば地球の大きさ(一周40,000km)が1cm変わっても検出可能です。
地面の下は固い岩盤でできています。この岩盤には常に力がかかっており、その力は少しずつ大きくなっています。岩盤は固くて強いですが、力が大きくなると、とつぜんこわれます。これが地震です。
地球の表面には,地球を卵だと考えると「カラ」に相当するプレートがあります。プレートはフィリピンや太平洋で生まれ,日本の太平洋側で地球の内部に沈み込んでいきます。このプレートが動く力が地下の岩盤に加わり、日本を変形させ、地震を発生させています。
地震が起こる際に岩盤や地層にできた割れ目、食い違いです。食い違いの量は地震の規模によって変化します。兵庫県南部地震(マグニチュード7)の際には淡路島で数10cm、濃尾地震(マグニチュード8)の際には、最大6mの食い違いが生じました。