2018/4/24

古本 尚樹:主任研究員
古本 尚樹:主任研究員

古本 尚樹:主任研究員

古本 尚樹
古本 尚樹
氏名 古本 尚樹
Name Naoki Furumoto
役職 主任研究員
Senior Research Staff
専門 災害医療・危機管理
Speciality Disaster medicine, Crisis management
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第24回日本災害医学会総会・学術集会における招待講演

2019年3月18日(月)〜20日(水)に、米子コンベンションセンター・米子市文化ホールにて開催される、第24回日本災害医学会総会・学術集会において、招待講演(招待教育講演)を行います。


■教育講演8 ソーシャルキャピタルと災害被害者の健康
3月20日 12:00~12:30 第3会場(米子コンベンションセンター 1F 多目的ホール)
【演者】古本 尚樹(公益財団法人 地震予知総合研究振興会 東濃地震科学研究所)
【座長】村尾 佳則(近畿大学医学部附属病院 救命救急センター)

抄録本文:
目的:熊本地震発災後被災者の健康と生活にどのような状況があり、健康との関係を考える。ソーシャル・キャピタルについての関係を調べる。熊本地震において復興の過渡期であり、こうした中で、災害後1年を経て「熊本地震後の健康と生活に関する調査」を被災自治体との協力で行い、被災者が実際にどのような環境の中で、どのような意向を有しているか、また健康への意識、コミュニティとの関係等ソーシャル・キャピタルに関する内容を調査することにより、今後の大規模災害後災害医療のうち中長期的視野での被災者の健康・ケアの資料としたい。
方法:熊本県西原村の被災者へ面接式質問票による(タイトル:熊本地震後の健康と生活に関する調査)。本研究における検定はχ二乗検定を主に利用した。
結果:χ二乗検定での分析では、調査時の健康変化と医療機関への通院変化に関連があった。避難生活中の疾病・症状との関連も認められた。また、関連して医療機関への通院の有無・投薬の有無についても関連があった。調査者自身の生活全般の復興具合とともに村全体の復興具合にも関連が認められた。その他、ソーシャル・キャピタルに関する関係が示唆された。地震発生後に、区長や消防団等の人からの避難呼びかけ有無と調査時の健康について、χ二乗検定ではいずれにも有意差が認められ、関連が認められた。
結論:避難生活中の疾病が地震後1年後の健康意識に関与が示唆されたり、自身の復興度合や村全体の復興度合との関係でも同様の結果が出た。一見関係の有無が表面化しにくい要素・分野での支援や配慮が被災者の長期にわたる健康維持に影響を及ぼしていることが明示されたと考える。

キーワード:熊本地震、健康、ソーシャル・キャピタル、生活、被災者


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