最近、我々は従来の石井式ボアホール歪計に代わる石井式ボアホール応力計を新たに開発した(特許申請中;以下応力計と略)。この計器は岩盤にかかる応力と歪の同時連続観測が可能である。また、従来の観測装置を大幅に改良・発展させた新デジタル式地殻活動総合観測装置(以下、新総合観測装置と略)を製作した。 新総合観測装置のデータ伝送系の長期運用試験は、温度環境が日変化100分の1℃オーダーの坑道内で約1年間行った。完成した新総合観測装置は、常温下で1系・2系それぞれ約1週間のエージングを行うとともに、温度変化による応力計部の温度検定・応力計部の水圧感度検定を坑道内に設置した水圧感度検定器で実施した。
主な改良点は次の通り。 |